日記(1999年5月分)

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1999年

 5月30日(日) PowerDolls3体験版

 とある雑誌で、PowerDolls3(PD3)体験版があったので早速CD-ROMから展開してやってみた。
 オープニングはかっこよかった。(もっとましなグラフィックボードが欲しいと思った)が実際のゲームは、以前のPDシリーズとだいぶ操作性が違ったのでかなりやりづらかった。
 また、某所からの情報によると現段階では結構バグが多いらしい。これが何とかなれば結構おもしろそうなんだが…。


 5月29日(土) 意味のある戦い

 今日の新聞で某大学院生が、入社前研修の際に会社を批判したという理由で解雇され、それを不当とし裁判を起こした。という報道がなされていた。
 入社誓約書は提出済みで、その研修は2月に行われており、その際に同社の製品に対し顧客の立場に立った率直な意見を書いた(これが、入社前研修の課題だったのは容易に想像がつく)ところ、結果的に採用内定取り消し通知をうけたそうだ。
 新聞には、具体的にどのような課題が出され、彼がどのように答え、会社と彼との間でどのようなやりとりがあったかまでは知らないが、この報道を見る限り、会社の横暴のように思える。(実際に会社の横暴かどうかは裁判所が判断することだが)


 これから先は完全に私の考えだが、新しく社員を入れると言うことはどういうことか?新しい視点でものを考えられる人を入れるということではないのか?「これはいい」という意見よりも「これは、こうしたほうがいいと思う」という意見の方がずっと大切ではないのか?それを実行するかしないかの意志決定をするのは会社の上層部の仕事である。
 この会社はしょうもない意志決定をしたなと思う。なぜなら、裁判になればこの企業の名は周りに知られることになるだろう。
するとどうなるか?来年以降の新入社員がはたして志願するだろうか?
 この学生が裁判に負けたとしても、この裁判があったことは周囲に広がる。この大学の就職課はもとより、就職情報を扱っている会社にもこの情報は行きわたるだろう。
 この学生が勝った場合、彼はここの社員という身分を取り戻せるだろう。取り戻せたところで、そのあとどうなるか分からないが…。ただ、どのように転んでも情報は負けた場合と同様に流れる。
 この学生さえ引かなければ、どう転んでも「負けても勝てる」のである。考えればすぐに分かる。この学生の損失と、この会社の損失との間には大きな開きがあるだろう。学生側はまだやり直せる。しかし、企業側の評判はがた落ちになる。
 また、この裁判そのものに意義がある。こういったことをされて泣き寝入りしている人にとってかなりの影響があるだろう。そうなると、会社側もむやみやたらと横暴なことはできなくなるだろう。
 そういう意味でこの裁判は「意味のある戦い」なのである。
 勝っても何も得られないのは「意味のない戦い」である。私自身もどうせ戦うなら「意味のある戦い」をしたい。
 私が、もしこの学生と同じような目に遭ったらどうするか?もちろん同じようなことをする。

 5月28日(金) 疲れた…

 朝7時に会社を出発、現地に着いたのは12時だった。
13時から19時まで(予定よりも1時間オーバー)その機械の組み付け作業を行っていた。
 慣れないうえに体格的につらかった(大きかったり重い部品が多かったため)まぁ、これは慣れで何とかなるそうだが…。
 このまま会社に帰ると次の日になってしまうので(そうなるとかなりやっかいなことになるらしい)高速道路に入ると、空荷のトラックを5速、オーバーレブ寸前(約120km/h)で走らせ続けた。なお、行き帰りともトラックの運転はもう一人の人がした。(新人にさせて事故られると大変だから)
 いやぁ、なかなかアグレッシブな走り(笑)だった。

 5月27日(木) いきなり出張(^^;

 会社でいきなり言われてしまった。「あした、○○(関東)に出張だから」と。
ある機械を2tトラックで搬送し現場で組み立て作業を行い、その日のうちに帰るらしい。
 その場所は高速道路を使っても片道5時間かかり、作業そのものは5時間かける予定だそうだ。
むちゃくちゃだ…。単に機械の配達だけならともかく…。
 私と一緒に行く人は1人。向こうで、関東営業部の人(2人)と合流して作業を行うらしい。

 5月26日(水) それにしてもまぁ(苦笑)

 今、私以外の新人の一部が工場の方に行って研修をしている。
そこで、再三私が言ってきたことを彼らはようやく思い知らされたようだ。
 「これじゃあ、やる気なくすよなぁ…。くだらないことで文句を言われれば…」
 トップとその下を結んでいる「絆」は金(給料)だけなんだろう。それ以外に「人望」があれば、生産が遅れそうになったときに無理をしてでも自発的に何とかするだろう。人は思いやりを持って接してくれた人に対しては少々の無理をしてもその人に協力するものだろうと私は思う。
 (最近の日記は意味不明な部分が多いですが、事情を察してくれるとありがたいです)

 5月25日(火) またしても…

 昨日直したはずの機械からまた振動が出たそうだ。これは、修理以前の根本的な問題らしい。
(書きたいことはたくさんあるが、これはさすがにまずいので、中略)
 それでもほぼ一日かけて直してしまった。技術を持っている人はすごいのに(以下略)

 5月24日(月) ついに本来の仕事の実習を…

 いままでは、工場実習だの、倉庫の在庫の配置換えなどの仕事を「実習」としてやってきたが、ついに本来の仕事−機械の整備−をやることができた。
 私の整備第一号は(と言っても他の人の手伝いだけど)初期動作不良を起こした機械だった…。
回転部部分のセンターが出ていない、そのマウントの強度が…という代物だった…。
 それでも、センターを出すなどして直した。ここの人はさすがである。工具は充実していないのに。

 5月23日(日) 同じことをするにも違いすぎる必要労力

 この前、Linuxがうまくインストールできない、できてもすぐにKernel Panicと表示されて再インストールしない限り2度と動かなくなるという状況に見舞われたので、その解決方法を探すべく、インターネットでLinux関連のページを見つけて、6時間以上ぶっ続けでプリントしまくった(ファイルにしておくと、必要なときにLinuxから読めない)ためにインクが切れてしまった。それも写真印刷用のインクが…。
 とりあえず、写真印刷用のインクはモノクロ印刷用のインクに差し替えておいてソフマップに行ってDeskJet694C用のインクを探すことにした。
 このプリンタを中古で買ったのは今年の3月で、そのときはインクもあったのに今回行ったときは「生産中止になっています」と言われてしまった。それでも、通常のカラー印刷用のインクが在庫にあったので、そっちの方を買うことにした。(このインクも切れそうだった)しかし、プリンタ自体は発売されてから2年しか経っていないのに、消耗品の生産を打ち切るとは…。このプリンタをあと1年使うつもりなら、これらのインクを今のうちに3セットはストックしておかなければならないだろう。しかし、来週が給料日だけに、それだけ買う余裕もなかった…。本当ならそんな苦労しなくてもいいはずだったのに…。
 

 Linuxの方もインストールを断念することにした。これ以上やっても、CD-ROMをマウントさせることすらできないか、Windowsに悪影響が出るか、Linux自体がすぐにおかしくなるかのどれかだからだ。
 「普通、指示通りにやれば簡単にインストールできるのになぁ」という意見があった。指示通りにやってうまくいけばこんなに苦労はしない。マニュアル通りの方法が使えないから、ちょっと工夫してインストールしたけれどその結果、Kernel Panicになってしまう。
 また、「Linuxはそのままだと不安定だから、手を加える必要がある」という意見もあった。しかし、手を加える方法を学ぶ前におかしくなってしまう。もっとも方法を学んだところで、結局は手を加える前におかしくなるのだが。
 多分この2人の意見は正しいと思う。しかし、私のパソコンには通じないようだ。
 苦労するのは構わないが、無駄な努力をするのは馬鹿馬鹿しい。リスクだけが大きいのならばなおさらだ。そう思ったのでLinuxのインストールを断念した。


 5月22日(土) 現実を見つめつつも、理想を持って…。どんなときも。

 今日もチャットに行った。ここでは理想の女の子の話などが、マスコットキャラの「渚ちゃん」などを通じて語られることが多い。というか、これがメインの話題だったりする(笑)ただし、まじめな社会問題の話題もちゃんとできる。
 このページの性質のためか、理想としては「清楚で、思いやりのある女の子」が挙げられる。(って、これは私の理想だが、ほとんどの人はこれに近い理想を持っているようだ。)
 こんな話もした。
 私たちの「こんな娘(こ)いたらいいなぁ」を見事に具現化(CGという形で)して、でも実際には空想に過ぎない…。ってことを改めて認識させて…かえってつらい思いをしてしまう。
 これには「いますって。悲観しちゃだめですよ>よしゆきさん 」というレスがかえってきた。
 でも、私に空想と現実の境界線がしっかりしていることもまた同時に認識させてくれたから、それはそれでいいのかも。とも言った。
 そして、初めて入ってきた人に「ここの人たちは空想好きなんですよ」とも言っておいた。
 その彼から「疲れた時、巫女さんを浮かべると頑張れる気がしますから…私は馬鹿でしょうか?>よしゆきさん」と問われた。
 それに対し、「自分のあこがれの娘ってきっとどんな男の心の中にでも棲んでいるでしょうから。そういった娘に出逢うことが、夢になりうるわけだし、苦しくても生きようとする力になると思いますよ。 」と返した。彼に言ったと同時に、なんだか自分に言い聞かせたような感じがした。
 こういう性質のチャットだが、たまに女性も入ってくる。そうすると、その人が性格的に素敵な人だったら、マスコットキャラよりもその女性の方に関心が行く。これはここの人たちが健全な証拠だ。と思う。
 マスコットキャラ(架空の存在)よりも、現実にいる女の子の方がいいに決まっているのだから。
そもそも、マスコットキャラは理想を具現化したものに過ぎないのだから。
 彼らは、いや私たちは、マスコットキャラを通じて自分たちの理想を語っているのに過ぎないのだから。
私に関して言えば、自分に理想を語る資格があるのか分からないが、それでも理想は持ち続けたいと思う。もちろん、現実を受け入れつつ。

 5月21日(金) 歓迎会

 今日は仕事が終わった後で自分の部署の人たちと歓迎会を行った。今更という感もあるが、改めて自己紹介なども行った。
 この部署の最高齢の人から、当時の入社直後の話など、貴重な話を聞くこともできた。私の両親すら生まれていない時代の話である。この時代に思いを馳せながら、また「この人からどれくらい技術を盗めるのだろうか?」などと思いながら聞いていた。
 あとは、私は酒に弱いのでぼーっとしながらいろんな話を聞いていた。
 結構酒でみんな(抑制をきかせつつも)壊れていた(笑)。それは無理もない。こういうときでもないと、思いっきり解放できないのだろうから…。私は「チャットの方では結構いろんなこと言えるのになぁ」と思いつつ、結構おとなしくしていたが…。


 飲んで少し落ち着いた後で、今度は若手の人から会社や、ボーナスの話などを聞いた。初ボーナスの話を聞いて、がっくりと力が抜けたが、(チャットなどで、この手の話が数回あった)「自分は半人前なんだから、もらえるだけでもありがたいと思わないと」と思うことにした。本当に不条理な目には、さんざん遭ってきたのだから大したことないや…と。


 この建物には宿泊施設もあるので、今日は泊まることにした。23時頃に眠って翌朝の7時に起きるなんて本当に久しぶりであった。(←なんて生活してるんだ(笑))


 5月19日(水) 本当の「安全第一」とは

 今日も昨日のつづきで、作業場の配置換えをしていた。単に物を移動するだけではなく、元の場所と違う場所が結構あるので、廃材などをうまく切って作業場を作らなければならない。私は釘を打ったり、のこぎりで木を切ったりしていたが、電動丸のこも使った。ここでかなり危険なミスをした。この電動丸のこを使う際の手の添え方をミスしたのだ。
 非常に危険な取り扱いをしたということで、周りにいる人たちにこっぴどくしかられた。普段温厚な人まで目の色が変わったので、本当に怖かった(汗)
 しかし、これで分かったこともあった。丸のこの扱い方もだが、ここの人は本当に「安全第一」で仕事をしている(させている)のだなと。昨日、「機械」をへこませた時は、「しょうがない」で済ませたのに、今回は本気で怒ったのだから。
 もし、この丸のこと機械の時の態度が逆だったら、私は彼らに不信感を抱いただろう。本当に大切なのは人ではなく、モノなんだって。
 偽善と欺瞞に満ちた自称「愛の鞭」は何度も食らったが、本物を食らったのは今までの人生の中でも珍しいのではないか。
 私の机に戻ってみたら、「作業安全の心得」なんていう小冊子がおいてあった。課長が自分のをくれたそうだ。
 会社全体のことは知らないが、少なくともここの部署の人は信頼できる。そう思ったのだった。


 5月18日(火) 研修再開…しかし(汗)

 めでたく(?)工場の方がお役後免になったので、私の所属部署での研修を再開することができた。
そこでは「一番上」からの命令で倉庫の部品や作業場の配置換えをしていた。これもまた結果的には研修になるのだろう。どんな部品があるのか?どんな風に作業をして、作業場ではどのような配置がなされて、どのような工夫がされているのかなど。
 

 さて、組立工場から出たばかりの完成品を自走させて、一時的にこちらの倉庫に自走させて入れることになった。
ちょうどいい機会だから、操作を教えてもらった。ところが…。
 入れる際にエンジンの回転をおとそうとしたら、間違えて全開にしてしまった(それでも早歩き程度のスピードしか出ないが、トルクはすごい)前には別な機械があって、そこにぶつけてしまった。完成数時間後のそれは早速傷物になってしまった。が、「板金加工に出すしかないか。まぁしょうがない、たまにあるんだ。こういうこと」と言って許してもらった。
 課長も「まぁ気にするな」で済ませてくれた。普通こういうことやってしまうと、始末書ってことになるのだろうが、この辺がおおらかなのはありがたい。自発的に気をつけるようにもなるし。


 5月17日(月) 新人には愛情を持って接しろ?

 例の「お達し」で、「新人は分からないことが多くて当たり前なんだ。それなのに、てこで使っている(こき使っている)ことが多い。ちゃんと仕事を教えないと、新人が育たんぞ。」
 って、組立工場で私をてこで使っていたのあんたやん(怒)「おまえが遅いとライン全部に影響が出るんだよ」とか言って。「愛情」とか「正義」っていうたぐいの言葉は(中略)な人の口から出ると気分が悪くなるんだよ。まったくあきれて言葉も出ない。



 さて、例のスポット溶接だが、ここにはすでに別の新人が研修に来ていて、私は「応援」という形で仕事することになった。何が「応援」だ。こっちは本来はまだ研修中なんだ。なんで、私を引き抜いたんだ。こっちの部署だって忙しいんだ。まったくうちの部署は冷遇されているとしか思えないよ。部署内の雰囲気がいいのがまだ救いかな…。
 どうしても、新人が「研修」していると、「応援」の私の方には難しい物が来てしまう。前回本当に「研修」で来たときは作業長が簡単な仕事を回してくれたので割と楽だった。だが、今回は部品そのものが大きく、治具(位置合わせ用の専用工具)もない。部品が大きいと、体格の悪い私には辛い。こういう場合バイクと同じで慣れが必要になる。
 結局は失敗ばかりして、何にも「応援」になっていなかった。これを理由にして、作業長に「応援」をお役ご免にしてもらうように頼んだ。実際応援が必要なほど忙しくなかったわけだし、現場の人が「いらない」といえば、それでいいのだ。
 その結果、めでたく(?)「お役ご免」になったのだった。これで研修が再開できる。

 5月16日(日) 隣の花は赤い…のか?

 大学時代からの友人がICQを入れた(私が入れさせたとも言う(笑))それで、Linuxに関する情報交換などをしたが、
会社の話などもした。その中には給料の話も含まれていた。
 正直な話、元気がなくなった。しかし、ICQのログを見直すと、決して私の方の待遇が悪いわけではなさそうだ。
(彼は東京の会社に勤めている)東京は新潟に比べて物価が高いこと、家賃も高いことなどを冷静に考えればわかることだった。
 「隣の花は赤い」という。しかし、インターネットでは隣の花だけではなく、「遙か遠くに咲いている花」まで見えてしまう。
だから、インターネットを使う際にはその「花」だけではなく、その周りにも目を向ける必要がある。さもなくば正しい情報が得られなくなる。
…ふとそんなことを考えてしまった。


 5月15日(土) 壊れまくるKernel(涙)

 Linuxの設定はうまくいったものの、ちょっとした設定変更だけでも(サウンドを使えるようにしようとしたり)再起動した後でエラーが出て、ついにはカーネルが壊れて起動できないという状況を数回経験する羽目になった。
 特にISAカード関係はLinuxが認識するものの自動設定しないようで、手動設定する際にエラーが出るようだ。
(サウンドボードも、SCSIカードもISAである)かといって、現段階では対策法が分からない。これらはしばらく放っておくことにした。


 壊れるといったら、Linuxをインストールするために、Patition Magic(8.4GHDD付属のパーティション操作アプリ)でパーティションを切り直したが、その後でNetscape4.5がWeb上のページをロードしなくなった。ネスケの再インストールしても、バージョンを下げてもダメだった。おそらくWinの再インストールをしなければ直らないのだろう。
 そういえば、Patition Magicを使う前にScandiskかけた際にエラーが出たネスケ関係のファイル切り捨てたので、そのせいかもしれないが、それでも再インストールできないのはおかしい。次の再インストールまでIE使うか…。Composerは使えるし。


 今日も会社だった。今までのことを考えてみれば、いろいろ不平不満が出るのは、問題意識を持っているからのような気がする。会社に限らず、生きていれば必ず不満な点が出てくる。「不満なんてない」と言う人は、不満があるけれど我慢しているか、周りの出来事に無関心か、問題意識をもてないかのどれかだろう。
 私は専攻がOR(オペレーションズリサーチ)だったので、なおのこと問題意識を強く持ったのだろう。「問題がある(不満がある)」→「問題をはっきりさせる(問題を定義する)」→「そのためにはこんな手があるのではないかと思う(代替案の提示)」→「現実には実行されない(何らかの理由で実行が不可能かもしれない)」
 このうち挙げた2番目と3番目は、やはり専門の教育を受けて自分で考えるようにしないとなかなか出ないらしい。だから大半の人は問題があってもすぐにあきらめてしまう。
 かといって、問題が解決されないことが不満に思い続けても単に疲れるだけだ。
 不条理なことなんて、学生のうちにさんざん経験させられた。不景気では多くの人が苦しむ。だがみんなが辛いのなら、自分が辛くても結構我慢できる。その点では今の方がずっと楽なのだろう。なんといっても、なんでも不景気のせいにできるのだから。

 5月14日(金) ついにインストール成功!

 やっとの事で、Linuxをインストールする事ができた。(もちろんWinも正常に起動する)
 当初入れようとしたのがSlackware3.5だったが、パーティションがcfdiskで切れたものの、それ以降でインストーラがどうしてもCD-ROMを認識しない(マウントできない)ので、Vine Linux1.0のインストーラを使ってVineを入れることにした。Vineの方は問題なくCD-ROMを認識してくれてインストールも成功した。
 ところが、Vine付属のアプリでパーティションを切ったあとでWinを再起動すると、Winのドライブがずれてしまう。こっちも使えない。
 (Slackwareだと/dev/hda1がWin(boot) /dev/hda2がLinux /dev/hda3がswapに
  Vineだと/dev/hda1がWin(boot) /dev/hda5がLinux /dev/hda6がswapになる。
  hdb1〜hdb3が8.4GのHDDなので、ここに影響が出たのかもしれない)
 そこで、双方の「いいとこ取り」をする事にした。つまり、Slackwareでパーティションを切り、一旦リセット。
次にVineの起動ディスクを使いインストール。すると/dev/hda2にVineがインストールされる。
 LILO(LInux LOder、これによりWinとLinuxをDual Bootできる)は設定せずに、Vine起動ディスクで起動することにした。
 rootでログインして、X-Windowも起動。アカウントも設定。ただし、サウンド関係の設定でトラブルが起きるようだ。これは後で対策を調べることにする。
 ppxp(ppp接続用アプリ)も設定してみたが、とりあえずプロバにはつなげるようだ。(詳細な設定をしないとNetscapeなどが動かないようだが)
 Linuxでインターネットにつなげるようになったら、lynxで「袴っ娘推進委員会」チャットをしてみたいと思う。
なんといっても、このマシンもlynxあってこそ手に入ったものなのだから。(「どうやってDOSマシンでインターネットにつなげたのですか?」という質問を連発されたことが懐かしい。)

 5月12日(水) なんだかなぁ(笑)

 私の会社では、朝に課長以上の人が社長と一緒にミーティングをする。
そして、部長・課長は自分の部署に戻り、部下にそれを報告する。よくある光景だろう。
 で、問題はこのミーティング。たいてい些細なことで上の人間は部下に怒鳴り散らす。くだらないことに言いがかりをつける。課長から状況を聞いたが、それで私が連想したのは「小学生のガキの屁理屈」と「低レベルな嫌がらせ」だった。
 作業能率が云々と言っているくせに、これでは時間が無駄に流れて行くだけだ。
 まったく…。


 5月11日(火) 勝手に配置替えだとぉ!(怒)

 会社に行ったら、とんでもないことを知らされた。
私の直接の上司の許可なしに、それより上の奴が勝手に私を13日〜25日まで、スポット溶接の方に引き抜いたらしい。
 まだ研修中だぞ。それにこの「引き抜き」は研修とは全く関係ないことだ。単に人手不足か何かだろう。
慣れない奴を送り込んでどうする気だ!
 私がスポット溶接のスペシャリストで、それで…。というのなら分かるが、私は研修で3日しかやっていないのだ。
何考えているんだ。全く。
 こういう、いい加減なことが許される会社の体質自体が問題だよ。まったくなんて会社だ(怒)


 こんな状況下で、いくらやってもインストールできないLinuxを自力で何とかしようとする気力がなくなってしまったので、(無理にやろうとすると、いらいらするだけ)つばめさんの伝言板に、Linuxのことを知っている人にこの問題を解決できないかと言う旨の書き込みをした。

 5月10日(月) インストールできないのかLinux(涙)

 結局パーティションは切れたものの、なぜかLinuxブートディスクで起動するとSCSIのCD-ROMドライブがマウントされずに(認識されずに)エラーを起こしてしまう。ATAPI(IDE)のドライブでも同様。原因は不明。
 Linuxを入れてからのエラーの解決法はたくさんあるが、こういったそれ以前のエラーのヘルプは皆無である。
困ったモノだ…。


 5月9日(日) せっかく晴れた日だったのに…。

 今までの仕事の疲れのせいで、ずっと寝ているはめになった。
やったことと言えば、Linuxのインストールだけ(それも、パーティションを切っただけで、肝心のLinux自体はエラーでインストールできなかった)

 5月8日(土) 休みかと思ったら仕事だとぉ〜

 昨日、「土曜日に○○工場の方に行ってね。プレスのほうが大変らしいから。」と言われてしまったので、仕事に行くことになった。これは私以外の新入社員も同様で、私を含めて4人集まった(他の4人は動員不可能か、他の場所に行ったらしい)
 結局果てしない単純作業だったので時間が流れるのが非常に長く感じた。また、昨日・おとといの疲れも取れなくて大変つらかった。


 5月7日(金) またしても再インストールするはめに…(;_;)

 私のパソコンにLinuxを入れて、WindowsとDual Bootできるようにしたいと思っている。
そこで、前回の再インストール時にDドライブをLinux用に空けておいたが、それが間違いであることに気が付いた。Linux用のドライブは、基本的にLinuxのパッケージに入っているアプリでフォーマットしなければならないのだ。
 仕方がないので、Dドライブにあてた1Gバイトの領域を開放する事になった。ここからやっかいなことが始まった。
 Dドライブを削除すると、以前EドライブだったのがDドライブになってしまう。ドライブがずれることで起きる不整合で、まともにWindowsが動かなくなってしまう。アプリのアンインストールすらできなくなってしまう。
 そこでどうしようもないので再々インストールする事にした。今度の再インストールはわりとスムーズにできた。


 例の仕事だが、午前中は、私の所属する課の先輩と1年先輩の人と一緒に「無能な指導者」の尻拭いをし、午後はその課の仕事をした。こっちの方が楽だった。多分無駄のない仕事をやったからだろう。
 私の課の直接の上司は、私たちに理解がある上司だと思う。1年先輩の人も以前言っていたが、「中間管理職は上から押さえつけられ、下からは足を引っ張られて大変なんだよ。だから俺達は課長を助けるためにもがんばらないとな」と。
 「そうですね。上からの押さえつけは私たちの力ではどうしようもないですけれど、下の方は努力次第でなんとかなるはずですからね」と返した。

 5月6日(木) 指導者が無能なら、部下も無能になる。

 ゴールデンウィークが明けて、今日から仕事が始まった。
 例によって仕事の詳細は書けないが5月2日に仕事をしたところと同じ場所だったとだけは書いておく。
 で、この仕事もとある「機械」を使って行うものだったが、やり直しがきかないことと、新人がやると時間がかかりすぎるという理由でその機械は使わせてもらえなかった。本来は、この「機械」を使って作業することもこの研修の目的だったのだが、これはまだ許せる。(迅速に作業しないと間に合わないから)
 この作業に関してはベテランの人たちが、本来は私たちの指導(機械の操作など)にあたりつつ、実際の仕事をするはずだったが、面倒くさかったのか、単にさっさと仕事を片づけたいからか、自分たちで勝手に作業を進めてしまった。残った私たちはその機械の操作、注意事項も分からずに作業をすることになった。
 当たり前のことだが、まともな作業などできるわけがなく、あとでその部分を手作業でやるはめになった。
まだある。作業に必要なものをトラックからおろしている最中に、「おまえら作業が遅いんだよ」といって勝手にトラックを発進させてしまった。もう少しで足を轢かれるところだった。これにはさすがに頭に来た。私は「安全は、新人も社長も関係ない」と考えている。(これは「新人だろうが、社長だろうが命の重さは同じ」という考え方から)
 今考えれば、足だけなら轢かれるのもまたおもしろかったかもしれない。公道での人身事故…。どうなるかな(笑)故意にやったと見なされれば、傷害罪、道路交通法違反(故意の人身事故=35点加算<無事故無違反でも一発取り消し。欠格期間3年)となり、もうアウトだろう(笑)こっちはと言えば、労災認定されて休める(笑)
 結局、指導者がしっかりしてくれれば、経験のほとんどない部下もそこそこに働けるものだ。その逆だとそれなりの部下も役立たずになってしまう。
 あ〜コイツらの名前をばらしてやりたい(笑)

 5月5日(水) 行動にはそれ相応の報いを…。

 今日、「袴っ娘推進委員会」の¢お小夜さんにCGの感想をメールで送った。
 チャット同様に暴走した感想(笑)。まじめな感想。その他もろもろ。
 やっぱり素敵なCGにはそれに見合った感想を送らないと。
(近いうちに、この件に関しては追加する予定です)

 5月3日(月) 環境再構築

 昨日のチャットで寝るのが相当遅くなったので、起きるのも相当遅くなってしまった。
昨日、ブラウザとポスペ、アイコンと壁紙くらいしか環境を戻すことができなかったので、今日のうちに全ての環境を元通りにすることにした。
 まずは、メーラーのデータ。データ自体はあるのだが、それをメーラーに認識させることができない。これはメーラーの方で一旦メールボックスを作ってから、以前のメールのデータを上書きすることで解決した。
 ICQの方は、以前のICQ98を復旧させようとしたが、メーラーと同じ方法では必ずエラーが出て起動すらできなかった。仕方がないので、ICQ99をそれに上書きしてコンバートすることでデータを復旧した。なぜか4月以降のデータが飛んでいたのは残念だったが…。
 あとは、戦巫女、パワードールシリーズなどのゲームをインストール。セーブデータも復旧。
 どうしても解決しなかったのは56kモデムIFML-560がどうしても使えるようにならなかったこと。BIOSでも認識されるのに、Winの方ではデバイスドライバがないとかで認識されない。(プラグ&プレイもダメ)しょうがないので認識させる方法が分かるまで、以前使っていた28.8kモデムを使うことにした。


 5月2日(日) 「大学出ても何もできない」だと?

 今日はGW中であるが仕事だった。
 詳しいことを書くと、仕事や会社のことがばれるから今回はかなりぼかして書くことにする。
 この日、外でとある作業をしたが、1年先輩の人と、60過ぎているような人2人と作業した。
 私はこの「機械」で作業をするのは初めてだった。触るのも初めてだった。先輩は初めてではなかったが慣れていなかった。
 例の60過ぎている人は手短に操作の仕方を私に教え、「じゃあやって見ろ」とやらせた。案の定できなかった。自動車の教習と同じで頭で分かっていても身体がうまく動かないことがある。それと同じことだ。
 私の場合特に身体で覚えることは時間がかかる。だからこそ努力してなんとか覚えようとする。
 しかし「何度も言っているだろう。こういうのは応用なんだよ。大学出ても応用力のないヤツは何もできないただのバカなんだな!」と何度も言われた。先輩も一緒に…。
 しかも「今時の子は親に怒られたこともないんだろう。怒ると子供は出ていってしまうからな。家業も継がずに出ていくのが多い。だから最近の子は…」とまで言った。
 「それって、アンタの実体験じゃないの?アンタがそんな怒り方すれば、誰でも怒るよ。でもって、アンタの子が家業を継がずに大学にでも行ったんでしょうが(笑)それか単なる学歴コンプレックスか?(嘲笑)「大学出ても何もできない」なんて言うのは自分で大学出てからにしろ。上司でなかったら無事に会社に帰さないところだ」
 「応用がどうとかというが、アンタがパソコンやるはめになったら、説明を受けてもまともに操作できるのか?アンタは俺が生まれる前からこの仕事やっているんだろうけれど、俺は数時間前からなんだぞ。応用なんて失敗の積み重ねと経験があってこそ初めてできるものだ
 って思っていたが、もちろん口には出さなかった。先輩は「こいつらのこと気にするなよ。そういう性格なんだからさ」と言っていた。


 「パソコンに関しては応用力があることを示してやろうじゃないの」とばかりに、例のHDDを認識させるために試行錯誤を続けた。
 結局、このHDDから起動することはあきらめて、これをプライマリ・スレーブにして一旦パーティションを消して、そのHDD添付のユーティリティ(Disk formatter,PartitionMagic)を使ってパーティションを切り直して、再起動!
 そしてついに起動に成功したのだった。早速Win98、各種アプリをインストールする。インターネットにつなげるようになるころには、次の日の早朝4時になっていた。
 早速ネットに繋いでチャットに入って、認識させたことを報告した。昨日相談に乗ってもらったのだから当然のことである。

 5月1日(土) HDD認識せず!

 今日は、GWで休みだった。早速4月29日に買ってきたHDDを増設する事にする。
バックアップを今までデータ専用に使っていた2台目のHDDに待避させて試しにWinを起動してみたら、今までのHDDになぜかアクセスできなくなった。DOSで起動してもダメだったので、もう少し待避が遅れたら本当にアウトだった(^^;
 やっぱりMOもあった方がいいなぁと思った瞬間だった。
 当初の予定通り、Winの再インストールとHDDの増設を同時にやることにした。新しいHDDをプライマリのマスターに、今までWinのシステムが入っていたHDD(アクセス不能になった方)をプライマリのスレーブにして、起動!
 しかしなぜかエラーが出てBIOSの段階で止まったり、止まらなかったとしてもDOSが立ち上がらなかったりという現象が起きてしまってどうしようもなくなってしまった。
 結局このHDDを買ったソフマップでチェックしてもらっても異常が見つからなかった。
とりあえず、パーティションだけは切ってもらって、もう一度自分のパソコンにセットしてみることにした。
が、やはり起動しないので、結局はこの日にセットするのはあきらめることにした。もしマザーボードとかとの相性の問題だったら、すごく悔しい。初任給で買ったものだけになおさらだ。
 推進委員会チャットで、このHDDの認識に関することを聞いてみたが、決定的な解決方法は見つからなかった。