中古店でモデムを見つけた。(株)ソフトウエアジャパンのTNG1428E2(28800bps
FAXモデム)だ。電源アダプター、RS232Cケーブル、通信ソフトwtermなどが付属していた。
さっそく家に帰ってつないでみると、パソコン側のRS232Cケーブルのコネクターが合わない。こういうときに使う変換コネクターは付属していなかった。
そこで、3年ほど前に買った「大戦略IV 対戦スペシャル」の中に入っていた、RS232Cリバースケーブルを使ってみることにした。コネクターはちゃんとつながった。
hterm、wtermでモデムが動くかチェックすることにする。
試しに、オートダイヤルで177にかけてみることにした。
が、オートダイヤルのコマンドを入れても反応無し。どこが悪いのか明日考えることにする。
すぐにストレートケーブルを買ってきてパソコンとモデムをつないだ。
オートダイヤルをするとモデムのスピーカーから天気予報が流れてきた。
これで、パソコン−モデム間は問題なくつながっていることが分かった。
そして3時間後。
これまで9600bpsで接続しようとしていた(PC98FXのインターフェイスが9600bpsまでしか使えないから)のを19200bpsで接続してみたら、
CONNECT 19200 と表示されて、リターンキーを数回押したら、Userid:
と表示された。なぜ?
IDとパスワードを入力したら学内ネットワークに接続できた。
mnewsで電子メールもニュースも読める。lynx(テキスト専用ブラウザ)でインターネットもできる。
ところが、エディタのngが使えない。と、いうことは電子メールもニュースも書けないし、ホームページの更新もできない。
さんざん考えた末に、エディタを使わないでファイルを作る方法を思い出した。
それは、
cat > (filename) として、あらかじめ自宅のパソコンで作っておいたファイルをテキスト送信して、送信が終わったら、Ctrl-dと入力する方法である。
これを *.htmlというファイルでやればホームページを作ることができる。
メールの場合は、メールの中身を同様の方法で作っておき、
mail (相手のメールアドレス) < (メールの入ったファイル)
とすれば送れる。
この方法は、情報システム学科の人たちにはお馴染みの方法であろう。
逆に、学内ネットワークから自宅へのテキストファイルの転送は、通信ソフトのログ機能を使って行い、あとで自宅のパソコンのエディタで編集する。
テキストファイルの送受信はできるようになったが、バイナリファイルを直接転送することはできないようだ。(通信ソフトにその機能があるようだが、うまく動かない)
それならば、バイナリファイルをテキストファイルに変換して転送し、またバイナリファイルに戻せばいいと考えた。
学内のUNIXにも自宅のPC98にもish(フリーウエア)があったのでこれを使ってテキスト−バイナリ変換をすることにした。
無事転送に成功。
ちなみに、約1MBのLHAファイルを大学から自宅に転送したら30分ほどかかった。電話代のことが心配になる。
最終更新日1999年2月25日