電光掲示板が点灯した。そこには私の番号があった。私は中型二輪免許卒業検定試験に合格した!こんなにうれしかったのは大学合格以来だ。
卒業式は、普通車の卒検合格者と一緒に行われた。当然、自動二輪車は私だけだった。指導員が教習生の名前を呼んで卒業証明書を渡した。私の時は「あなた自動二輪中型ですね」なんて言ったものだから、他の教習生の注目をあびてしまった。
中型自動二輪教習記・エピローグへ
前のページに戻る