CBR250Rのプラグ交換の方法

 CBR250Rの場合、点火プラグは、サイドカウルを外して両側から手を入れて交換しなければならない。

 まず、サイドカウルを外す。

 すると、エンジンとラジエーターが見える。
(写真1)  (写真2)
 これが左側であるが、このままだと中央のプラグ(2番、3番プラグ)を外すことができない。(写真1)
そこで、(写真2・斜め前方から)ラジエーター下のピンを外して、ラジエーターを上に上げる。
 
 

(写真3)
 ラジエーターを上げたらそのピンをラジエーターとエンジンの間に入れてラジエーターが戻らないようにする。(写真3)
 

(写真4) (写真5)
 画像が不鮮明であるが、左が新品プラグ。中央が外したプラグ。右がプラグレンチ。(写真4)
このバイクの場合、プラグがシリンダーヘッドの深いところにあるので、必ずこのプラグレンチ(車載工具)を使わなければならない。
 この工具はプラグキャップを外して、プラグの穴に深く差し込んで使う。写真くらい深くまで入る(写真5)
入れたら、プラグレンチの頭にスパナを掛けて左に回せばプラグは外れる。
そのままプラグレンチごとプラグを抜く。

(写真6)
 プラグを入れる際は、まず、プラグレンチにプラグを差し、それをプラグの穴に入れる。(写真6)
この際、きちんと入ったかを指の感覚で慎重に確かめながら、必ず手でプラグレンチを回しながら入れていく。
 きちんと入っていれば、ある程度まではすんなりと回せる。回せなくなったらスパナで軽くきゅっと締める。
斜めに入ったまま無理に入れたり、回しすぎるとネジ山を壊してしまう。

 これと同じことを残りの3つのプラグに行う。中央2つは特に工具が入りにくいので慎重に。
 

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最終更新日2000年8月16日